花阪 ひとみ Hitomi Hanasaka
主幹保育教諭
くみの木こども園つくの
現在の職業を選択した理由やきっかけ
高校生の時の友達が保育科のある大学へ進学するのを聞いて、保育に少し興味があったので自分も保育科に進学することにしました。
お仕事で大切にしている事や重要だと思える事柄
笑顔ですね。笑顔で子供達に接する事によって相乗効果が生まれ、子供達も保護者の方も笑顔になって明るい良い雰囲気ができます。
やりがいを感じるところ
0歳児の赤ちゃんを担任する事が多いのですが、0歳児ってそんなに出来る事は無いんです。ミルク飲んで、寝るくらいなので。それでも1週間、2週間で、すごい成長するんです。
もちろん一人一人、成長の速度は違うのですが、先週出来なかった事が今週出来るようになっていたり。そういう姿を間近で見れると、嬉しくなって「やっててよかった」と思います。
もちろん最初は大事なお子さんを預かっているので、お世話をする事で精一杯で、何かが出来たって感じてる余裕はなかったですね。でも、日々の積み重ねで少しずつ慣れていくと成長を感じることが出来るようになるんです。その時改めて、「やっててよかった」とやりがいを感じます。
この職業を目指している学生などへのメッセージ
この職業は国家資格なので、転職の時には有利になると思います。でも、それだけではなく子供達の成長を一番近くで見れて子供達から教えられる事も多々ある仕事だと思います。
先生ってどうしても最初、上から子供達に教えるって言うイメージがあると思うのですが、子供達と関わっていくうちに、子供達から主張というかメッセージを送ってくれたりするんです。
物事の色んな考え方や気持ちを伝えてくれて、一緒に経験して学んで行く、一緒に保育士としても成長できる、そう言う仕事だと思います。
くみの木こども園の魅力
楽しくて明るい園長のもと、みんな明るく楽しい園です。
この園は園長先生が上から目線な感じではなく、みんなで一緒に考えて、色んな意見を出し合って、相談して決めていける園です。
普段の私(趣味や休日の過ごし方)
主に洗濯したり、掃除したり、寝たりしています。
以前は子育てしながら仕事もしていたので休みって感じではなかったです。
一番の思い出
とっても印象深いのは、産休明けに受け持った時のクラスの男の子がとても活発な子で、机に乗って飛び蹴りしてきたり、エプロンをハサミで切って来たりと大変な子だったんです。でも、その子が小学校に上がった時、通学路に保育園があったのですが、通り過ぎる時に「先生!」って声をかけてくれたんです。
他の子達は別に声をかけたりしないし、逆にこちらから声をかけると、気恥ずかしそうによそよそしくなったりしてるのですが、その子だけは声をかけてくれたんです。それがすごい嬉しくてよく覚えています。